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ドラム 叩いてみた動画の作り方 機材編


ドラム教室スクルド、ドラム講師の令です。 今日は、ドラムの叩いてみた動画を作るときに使っている 機材を簡単に紹介しようと思います。もしこれが誰かの参考となればそれはもう嬉しいです。 録音用ノートパソコン CPU Core i5-2430M 2.4GHz  メモリ4GB 今のところ困ったことはないので、これぐらいのスペックのパソコンで充分だと思います。 オーディオインターフェイス Roland STUDIO-CAPTURE オーディオインタフェイスとは簡単に説明するとパソコンに沢山のマイクを繋ぐ為の機械です。 パソコンで録音したくない場合はMTRを使えばいいと思います。 使用マイク キック SM57 スネア、表、裏 SM57 タム、フロアタム SM57 ルームマイク RODE NT1-A 2本 以上です。 スネアは絶対に表と裏、両方を録音したほうが良いです。 オーバートップのマイク(ドラムの上に設置する二本のマイク)は飛んだり跳ねたりするのに邪魔なのと 背面チャイナシンバルには不向きなので動画撮影の時は使いません。 ライドとハイハットのところにあるマイクは、肝心なところでハイハットが聴こえないとかライドが聴こえないとか、 もしもの時に置いています。基本的には使いません。 オンマイクがすべて57なのはBostonが好きだからなのと、マイクが同じだとミックスの時にまとめやすく それぞれのかぶりを含めたドラムが塊で鳴っている音作りが出来るから好きでやっています。 撮影 カメラ5台 多ければ多いほど、カメラアングルをたくさん変えることが出来るのでより派手な動画に出来ますが 動画編集が面倒になります。色々やってみたところ画角が広い広角レンズのカメラ一台に それを補う普通のレンズのカメラが二台あれば充分だと最近思います。 録音、撮影が終わったら家に帰ってミックスします。 メインパソコン CPU Core i7 980X 3.33GHz メモリ24GB Daw FL-studio12 メモリが盛り沢山ですが、ドラムのミックスをするのであれば4GBもあれば大丈夫です。 プラグインはシンプルで分かりやすいのが好きなのでRenaissanceシリーズをよく使います。 FL-studio12を使っているのはオーディオクオンタイズは決して使わないという意思表示です。 コンプレッサー Waves Renaissance Compressor Waves C6 Waves CLA-76 Waves H-Comp EQ Fruity EQ2 Waves Renaissance EQ Waves V-EQ4 ゲート Waves C1 Gate リバーブ Waves TrueVerb Waves Renaissance Reverb Waves Abbey Road Reverb Plates Fruity Reverb2 エンハンサー Waves Renaissance Bass テープサチュレーション Waves J37 Tape ドラムのミックスに使っているのはこれぐらいです。 マルチバンドコンプは出来ることが多すぎて 面倒そうだから使ってませんでしたが、C6を使ってみたら便利だったのでおすすめです。 エンハンサーはドンシャリなキックの音にする時に使ってます。 ミックスする順番としては まずはオーバートップのマイク、トップのマイクを立ててない場合は ルームのマイクだけで格好良いドラム音源になるようにコンプ、EQ、リバーブを使ってミックスします。 その後に、足りないと思う楽器のマイクを足していけばいい感じに仕上がります。 ミックスを長時間やってると耳がおかしくなってバランスがぐちゃぐちゃになっても わからなくなるので適度に休憩をとって、完成したと思ってもすぐに公開せずに 一日置いておいて、次の日に聴いて良いなと思ってから公開するのをおすすめします。 動画編集はAviutlを使っていましたが最近Vegas Pro13に変わりました。 Aviutlは操作もしやすいし、エフェクトもいっぱいあるし なにより使っている人が多いのでネットに使い方の記事や動画がたくさんあって素晴らしいソフトなのですが マルチカメラ編集、カメラの切り替えを多用する動画を作るには向いていません。 マルチカメラ編集をしないのであれば、とても使いやすいし何にも不具合はないし 無料なのでとにかくおすすめです。カメラ三台くらいならAviutlでも不足はありません。 まずAviutlを使って動画を編集してみると良いと思います。 機材説明は以上です。

大体ですが、一つの動画作るのに 録音、撮影、ミックス、動画編集を合わせて30時間位かかります。 練習時間を加えると、もっともっと時間がかかります。 いきなり全部の機材を揃えてフルパワーでやるのは大変だからとりあえず自分のスマホで撮影して Aviutlで編集して簡単な動画を作って見ると良いと思います。 それで楽しかったらさらに踏み込めばいいし、つまらなかったら、 やらなければいいのではないかと思います。 とりあえずやってみるのが大事ですね。やってみなきゃ何も始まりはしませんが やってみたら案外どうにかなっていくものです。 動画作ると必然的に自分の演奏を何回も聴くことになるし、 叩いているところを何回も見ることになるので自分がどんなものか良くわかるので おすすめです。 動画作りたいけど、面倒くさいって人はドラム教室スクルドにご入会ください。 私が責任持って動画を作らさせていただきます。


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