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令の好きなドラマー Thomas Pridgen

なんかこう、みなぎってきたので自分の好きなドラマーを紹介していこうと思います。

記念すべき第一弾は

Thomas Pridgen

筋肉モリモリの身体とドレッドヘアーの見た目からあだ名は「プレデター」

ご覧のとおり、親のかたきのごとく、ぶっ叩くドラマーです。

「The Mars Volta」の「Wax Simulacra」を初めて聴いた時はそれはもう衝撃でした。

最初から最後までとにかく凄い。理解の限界を突破しているので

何やってるかさっぱりわからないけど、

速い!上手い!訳わからん!たまげた次第です。

余談ですが「The Mars Volta」のフロントマンの二人はタモリ倶楽部好きには有名な空耳

「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ。」

のバンド、「At the Drive-In」のメンバーです。

この訳がわからないドラムを叩くThomas Pridgenは

一体どんな楽器使ってるんだろうと調べてみたら

ハイハットが18インチ!!!

一般的なドラマーが使ってる普通のハイハットの大きさは14インチ。

と言うことはセンチに直すと普通のより直径が10センチもデカい。

デカければいいのか?というのは置いといて、もう発想からして

普通じゃないと分かります。

やっぱり僕もドラマーですので、こんな風に叩きたい!!!

これでもかと叩き込みたい!!!

けど、なにやってるのかさっぱりわからないので叩きたくても無理。

これはただ速いだけじゃない・・・。

そんな悲しみを背負って生きていた時に見つけたのがこの動画

3分40秒でThomas Pridgenが教えてくれているフィルイン。

譜面にするとこうです。

普通、ドラムを叩く時は右左右左と交互に叩くものですが、Thomas Pridgenは、

そうじゃありません。譜面にある通り右左右左、左右と叩いています。

それだけでも普通じゃないのにさらにそこにバスドラムも足しています。

フロアタムからスネアへと移動するのも普通じゃありません。

ふと聞けば特に何でもないフィルインですが、よく聞くと、

たくさんの工夫が詰まっているわけです。

なるほど、こうやればいいのかと頑張って3年くらい練習した結果がこちら

Thomas Pridgenがやってるような複雑なフィルインは

「Gospel Chops」

と、呼ばれています。

頑張って叩き込んでみたけれど、Gospel Chopsがどうとかなんて

気がついてくれる人はいないだろうな・・・。

と、思っていたのですが、

コメント見てたらちゃんと気がついてくれる人がいた!!!

と、喜んだ次第です。

今更ですが、コメントしてくれた方、

おかげさまで苦労が報われました。ありがとうございました。

Thomas Pridgenの魅力は?と聞かれたら

やっぱり何もかもが規格外なところですね。

規格外なパワーに、規格外なスピード、使っている楽器も規格外。

何もかもすべてが規格外。

誰しも普通じゃない「規格外」には憧れるものです。

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