top of page

令の好きなドラマー Travis Barker

今回はアメリカのパンクバンド「blink-182」のドラマー

Travis Barker

を紹介します。

友達の美容師に会うたび、いつも、毎回、髪型が変わっていたので

「なんかもう、凄いな。」

と、率直な感想を言ったら

「自分が綺麗じゃないのに他人を綺麗になんか出来るか!!!」

との返事に、凄く感銘を受けて

では格好良いドラムを叩くためには格好良くならないと駄目な訳かと

行き着いたのがTravis Barkerです。

何が格好良いかといえば、まずはドラムセットのセッティングが

独特でスネアとタムの高さがほぼ同じ。

普通は大体15センチぐらいタムのほうが高いです。

僕もTravis Barker同じようにセッティングしているので

痛いほど分かるのですが、とにかく叩きにくい。

もう何回心折れそうになったか分からないくらい叩きにくい。

タムからフロアへの移動はやたらと遠いし、もう酷いものです。

この叩きにくいセッティングにすると、どうなるかと言えば

正面から見た時にタムが邪魔せず、ドラマーが

力いっぱいドラムを叩いている姿がよく見える。

それだけ?と思うかもしれませんが、これはとても大事でドラムを普通にセッティングすると

タムが邪魔で何やってるかなんてさっぱり見えません。

ものすごい速さで手を動かそうが、とんでもない手順で叩こうが、客席からは顔しか見えません。

やっぱり耳で聴くよりも目で見るほうが伝わりやすいのが現実です。

後、スティックが白い。白いことによってスティックの動きがよく見えて

凄いことやっているようにみえる。これもそれだけ?って話ですが、

嘘つけって思いながら、白いスティックを使って動画を

撮ってみたらいつもの3倍凄いことやってるようにみえたので

白いスティックを使うようになりました。

Travis Barkerと言うと典型的なパンクバンドのドラマーとのイメージがあります。

実際、僕もちゃんと聴くまではそう思っていましたがそんな事はなく

技巧派のドラマーです。冒頭の動画「Feeling This」のドラムイントロを聴くだけで

分かりますし、たとえばこの動画

あの叩きにくいセッティングのドラムセットでこれだけ移動が出来る。これだけでもとても凄い。

またまたって人は、似たようなセッティングにして叩いてみてください。

パワーで押し通るってだけじゃなく小技の効いたフレーズも出来て、

たとえばこの動画の1分58秒位のフレーズ

譜面にするとこうです。

手と足のコンビネーションが格好良いフレーズですね。

ドラマーなら自分も叩きたいってフレーズです。

そりゃもう真似しましたね。

それに最後の最後のフレーズ、フラムアクセントやってるのかなと思ったら

右手4連打、左手4連打の叩き込みっぷり。いつ使うかはさっぱり分かりませんが

僕も真似しましたね。Travis Barkerの叩きだすフレーズは魅力にあふれているので

これもきっといつか役に立つと思ってますが、未だそのいつかは来ていません・・・。

話は変わって

この僕の叩いてみた動画は、Travis Barkerの影響を受けて

セッティングをTravis Barker風に、真似しはじめた動画ですね。

まぁ叩きにくい叩きにくいと思いながらも、そもそも一台のカメラで動画撮るなら

このセッティング以外無理なのだと思って頑張りました。

「Travis Barker?ああ、あのパンクの・・・。」

なんて思っていた若かりし頃もありましたが、調べてみると、技巧派だし、叩きだすリズムも考えられた

独特のフレーズだし、やさぐれた見た目もすべてが格好良い。

何事も食わず嫌いはいかんなと思った次第です。

特集記事
記事カテゴリ

令の好きなドラマー

後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
bottom of page