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令の好きなドラマー Dave Grohl

第二弾はNirvanaのドラマーでFoo Fightersのフロントマン

Dave Grohl

を紹介します。

僕の生まれ育った町は高校生になったらNirvana聴いて楽器を演奏するか、

勉強してまじめに生きるかの選択肢しかありません。

そんな訳ですからNirvanaといえば擦り切れるくらい聴いたし

これでもかと演奏もしました。

Dave Grohlのドラムといえばこれですね。

曲頭の、小さい音から大きな音へと盛り上がっていくスネアロール。

これが簡単で尚且つ格好良くてめちゃくちゃ真似したし、今でも、すきあらばやっています。

このスネアロールだけでもうテンション上がります。

それくらいDNAに刷り込まれています。

Dave Grohlの叩くドラムは簡単なんだけど、格好良いのが魅力です。

とんでもない速さで手を動かす必要もないし、難しい手順でもないし、

なんでもないフレーズなんだけど、ギターリフとまざると無茶苦茶かっこいい。

Breedのサビの後半、Kurt Cobainが「She said」って叫んでいるところのドラムのフィルインなんて

フロアとスネアを2回叩いているだけ。ちょっとドラムが叩ける人ならすぐ叩けるフレーズですが

無茶苦茶格好良い。こんなシンプルで格好良いドラムフレーズを生み出すのは本当に凄い。

しかもこれだけ格好良いドラムを思いつく凄い人間なのに、

さらに曲も作れてバンドのフロントマンとしてボーカルも出来る。

FooFightersでやってる時もシンプルなロックをやって格好良いというズルさ。

しかも人間性も素晴らしいとのこと。

もし自分の近くにこんな人がいたら劣等感で光の粒子になって消えてしまいます。

そんな素敵なDave Grohlの2015年のドラムソロ動画です。

絶妙のタイミングとダイナミクスでとにかく格好良い。

格好良くて、もう、とってもズルい。

特に格好良いのが37秒くらいにやってるフレーズ。

譜面にするとこうです。

このフレーズは二つのフレーズが組み合わせて出来ています。

二つに分けると

こうですね。両方共、びっくりするくらい基本的なフレーズです。

言ってしまえば30年前くらいのフレーズです。

けれど、今までこの二つを組み合わせた人はいませんでしたし、

僕もそんな発想はこれっぽっちもありませんでした。

ここがDave Grohlの凄いところですね。

ありきたりなフレーズを組み合わせて格好良いものにする。

枯れた技術の水平思考ってことでしょうか。

Dave Grohlの魅力はシンプルで格好良い!!!

これに付きます。

ドラムを演奏していると思うのですが、シンプルをかっこ良くするのが一番難しい。

シンプルだけに粗が目立ってしまうので、繰り返し練習をしなきゃいけません。

シンプルなフレーズがこれだけ格好良いのだから、Dave Grohlは繰り返し繰り返し

練習したのでしょう。人間性が素晴らしいのも自分が苦労したからこそ

他人にやさしいのだろうだろうと思います。

Dave Grohlに負けじと自分も頑張ろうと思う今日この頃です。

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